【GUAM】 横井さん

グアムでの米軍とチャモロ人の活動はジャングルに潜む敗残兵の捜索でした。
たびたびの捜索にもかかわらず、横井さんを始め、たくさんの日本兵がグアムに潜んでいたのでした。
1964年に2人の日本兵が発見され、残りの日本兵の捜索が行われましたが、それにも関わらず横井さんは発見されませんでした。
「出て行ったら殺される」という思いも強かったことでしょう。
タロフォフォには横井庄一さんのことを「英雄」と表現する掲示物がたくさんあります。
これはどうやら米軍の考えが関与しているようです。
作戦中に行方不明になる兵士は”MIA”(ミッション・イン・アクション)といい、顕彰の対象となるそうです。
ところで、多くの掲示物には「終戦を知らずに、ジャングル生活をしていた」とありますが、
朝日新聞がまとめたインタビュー本の中にはちゃんと本人の言葉で「終戦は知っていた。怖くて出て行けなかった。」
と記述されているのでこれは間違いと思う。
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

横井さんは帰国後、お見合いで結婚し奥様とこの地を訪れていました。
その時の写真が掲示されています。
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また、横井さんが隠れていた洞窟のレプリカも公園内に作られています。
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本物の洞窟はかなりの奥地で、観光するような場所でない上に、現在は崩壊してしまったようです。