中国の対日政策に感情的にならないほうが良いと思う。

小泉政権あたりからの反日感情について考えてみたい。
尖閣諸島問題、アジアカップサッカーでの暴動や南京大虐殺の話、旧日本軍化学兵器などなど、
戦争の余波をはじめとする感情のほとばしりが夥しいのである。

ところで、私達は悪意を持っている相手のことを”それならこっちだって”とばかりに嫌ってしまうのだが、
この場合は考えを持ちたいと思う。
貧富の差や教育機会の差などによるレンジの広い国民性を持っている社会においては
「わかりやすく、みんなが賛同できる」悪者が必要なのである。
要は今日の天気が悪いのもあいつのせい、稼ぎが悪いのもやつのせいにできる対象を作らないと
収拾のつかない社会情勢になりやすいのである。

天安門事件の当時はそれが米国だった。
しかし、市場開放が進み米国との接点が強まってくるとそれを悪者にするのは大変都合が悪くなった。
ロシアや韓国も都合が悪い。しかも自国より国力が低い国を対象にしてしまうと国連などからお叱りを受ける可能性大である。
(これはチベットでの対応で皆さんも知るところですね。)
やっぱり日本しかないのである。(巨額なODA貰っておきながら。)
中国の事情を考えると何となく理解出来たような気になります。

でも、中国の首脳さん。
そろそろいい加減にしないと温厚な日本人も変わりますよ。
最近はお約束の”対中国失言大臣”によるおわび円供与も無くなってきたでしょ?

私はすでに China Free生活を強烈に意識してます。
この話は次回。