国政選挙ではないが、与党推薦候補が5万票の大差で敗れた大阪市長選挙。
いかに与党の政治が支持されていないかがよ~~くわかります。
大阪は公明党の支持基盤である団体がかねてから「常勝関西」の御旗を掲げている堅固な地域。
要するに立てば勝てる選挙区ともいえるところ。
小選挙区でないところが違うといえばそれまでであるが、与党の逆風は意外なところにあるかも知れない。
サラリーマンならまさにこの、政治に対してひとこと言いたくなる時期の選挙だからだ。
そう、「年末調整」である。
専業主婦の税金控除がなくなって2年目。
38万円の収入があるひとでないと控除が受けられない、という訳わかんない仕組みに苛立ちを隠せない方も多かったのでは?
そして、郵政民営化を前面に押し出して細部を隠した「小泉改革」に踊らされて票を投じた結果、自らの生活をさらに苦しくしてしまったという反省があったのではないかと想像してしまうのである。
何はともあれ、大阪の皆さんは良くやりました!!
公明党と自民党は大いに反省し、国民生活を見直す政策に転換願いたいと思います。