ガソリン暫定税は自民党・公明党の”毒まんじゅう”

かねてより流れができていたかのように衆議院での強行採決が予定されている。
町村官房長官は暫定税復活に”大した混乱は起きない”と予想しているが、いったい何を根拠にしているのかね?
なくなるのは混乱が生じて、再び徴収を始めるときは混乱が生じないなんてぇのは自分勝手な解釈ですね。

1月のブリッジ法案を強行採決しておけば何となく、”ガソリンが安くなる話もあったなぁ”とか”民主はやっぱり口ばっかりだったなぁ”という空気であったろう。しかし、私たちは安いガソリンを体験してしまったので、やはり相当の痛みを感じざるを得ないのである。

また、マッサージ椅子や野球道具やつまらんミュージカル代金を徴収されるのかと思うとムカつくのである。「この国は大変なんです」、「みなさんで何とかしてください。」と山口で吠えたところで、”それは君ら与党が舵取りをした結果だろう”としか思えない。
このところの国債乱発もやりくりが下手くそな主婦がコッソリサラ金に手を出しているような有様で、見苦しいし、暫定的な税金を恒久的に引っ張る手口もいやらしい。

 もっとも、今回の予算編成はこのガソリン税ありきなので、これがないと予算が成立しないも同然だから、どんなことがあっても与党はそれを廻さないといけないのである。自分たちも暫定税の復活で国民に総スカンを食らうのは判っていてもやらざるを得ない、まさに”毒まんじゅう”状態である。

自民、公明 のオウンゴールで民主が一点先制かな?