富山県護国神社 (富山市)

護国神社を見つけたので、入ってみた。
ここ富山県からは多くの若者が南方に送られたのだという。
先の大戦のみならず、第一次世界大戦従軍記念の石碑もあった。
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また、昭和9年に設立した陸軍少年飛行兵の記念碑もある。
生き残った志願兵の皆さんが、戦地で散った仲間を記念して建てたものだ。
今の日本も戦前のようにきな臭くなって来たと、年配の方々が仰る。
できれば若者が戦争に参加するようなことは避けたいと願う。
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中でも悲惨なのはサイパン島での戦いで玉砕した200名のみなさんだろう。
補給を断たれてもなお、戦前からの日本領を護るために命を張って戦ったのだから。
碑文は薄暮の中での撮影で読みづらいが、十分無念さが伝わってくるものがある。
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戦争は本来、守られるべき女性や子供があっての戦いで、
その対象が戦いの場に投入されることはあってはならない。
そういった理由で、少年兵の活躍話は筆者は好きになれない。
女子供に頼る段階が来たら、「すでに負け」なのである。