10円玉で有名な平等院鳳凰堂が見たくなって調べていると・・・
世界遺産が2つ隣接していることがわかりました。
なにやら源氏物語をテーマにした博物館もあるらしい。
穴場の駐車場を探して、散策開始です。
宇治川をはさんで平等院側が今生の世界。宇治上神社側が極楽浄土を意味する
のだとか。
まさに宇治川は三途の川ですね。
宇治が物語の舞台となっているのは光源氏の死後、子供の代となってからです
が、相変わらずのドロドロ状態(w
今の芸能人も真っ青な恋愛事情です。
源氏物語ミュージアム
ある程度の知識があった方が楽しめますが、予備知識なしのオヤジでもある程
度OKでした。
橋姫を映像化したものを30分おきに上映していますが、子供は見ちゃダメ系の
シーンが結構あるのだとかw
展示内容はわかりやすく、好感が持てました。駐車場はコインパーキングにな
っていて、高いです。
館内の説明文には面白いエピソードがありました。紫式部のパトロンである藤
原道長はしばしば源氏物語の原稿を持ち出していたのだとか。流行作家に自分
をモデルとした小説を書かせるなんて、やっぱり権力者(上流貴族)はやるこ
とが違う。現代を生きる私のような凡人からは感覚がかけ離れているようです
。