温室効果ガス25%削減は日本にマイナスか?【経済界は抵抗】

これは日本にとっての”最後のチャンス”かも知れない。
民主党が掲げた国際公約、90年比で-25%は日本を変えることができる政策である。
と考えるのは、今まで米国のキョーレツな指導によって石油と原子力以外のエネルギーは事実上認められなかったからである。

この公約を旗印としてエネルギーの転換を行うことが可能かも知れない。

雑草や水藻からのアルコール生成、太陽電池の起電力を基にして水を電気分解して水素を作り、それで車を走らせる。
電力は風力や国内に無尽蔵にある地熱を使っての発電が大幅にシェアを伸ばすようになるだろう。石油や原子力でお湯を沸かしてタービン廻す非効率からの脱却である。

日本は(たぶん)間違いなく世界のリーダーとなれる技術を有している。
我が国がエネルギー依存をしなくなることで世界のパワーバランスが崩れてしまう懸念も生じるが、それはそれ。資源不足は相変わらずだから。(w

大阪の「水で走る車」の会社さんは社会的バックアップが足らずに頓挫してしまったようだが、政権が変わった今なら、再び日の目をみる可能性だってあるかも。