非常時の人事とは?

西松建設献金~大規模工事受注における有力政治家の関りが問題になっている。

三国志時代、魏の曹操は「能力主義」に徹し、儒教の説くところの品行方正でない優秀な人物を多く登用したという。
その結果、曹操のもとには多くの人材が集まり最終的に勝者の道を歩むことになった。(結局、魏は晋にとって代わられた)

この非常時に検察がやったことは正しい事とは言え、腕の立つ政治家がその能力を国民のために発揮しないまま表舞台から消えることになれば、まさに国家の損失ではないか。

筆者の生活も決して楽な状態ではないので、「多少の汚さには目を瞑るから食えるようにしてくれ。」と言うのが本音だ。

今は、一人ひとりが社会の一員として”支える側”にならなければならない時期。
戦後の昔、闇米を食べずに餓死した裁判官がいらしたが、それを国民全員ができるとは限らない。
やはり、モラルの維持には”衣・食・住”が必要なのです。

検察さん、ちょっと待ってくれないかな~。