選挙での民意が反映されない”独裁国家”ニッポン

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http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080428/env0804282045006-n1.htm

 補選が終わり、民意がハッキリ示されました。
何しろ、開票後3分程度での当選確実という驚くべき速報ぶりでした。(差が開いてたのですね。)
期間は短いでしょうが、当選した方は国政のために頑張ってください。

山口と言えば長州(徴収)ってことで。(w 

 やはり自民党はどうしても暫定税を徴収することにした。曰く、”選挙結果としての民意はごくごく一部の意見なので国民の総意ではないから”とのこと。そんなら首相や官房長官や幹事長がなぜわざわざ応援演説に来たのかわからん。民主主義を否定した言い方だ。
結局のところ、原油高に始まり、たぶん消費税、所得税増税に終わる一連の”改革”が再び走り始めるわけだ。イラク戦争で失った日本の既得権(油田の採掘権と原油の安定供給)の重さがここにきてズッシリと私たちの肩にのしかかることになってしまった。

この原油高と税金の上乗せで、今年の夏は昨年以上に夏場に電気代を払えない首都圏の年金生活者はエアコンを我慢し、体調を崩される方も多かろう。そうなって初めて今回の自民・公明の仕打ちがわかることになる。(写真は昨年の猛暑の中、涼を取るペンギンさん) 

 政治家というのは国民の代表だという考えは既に死語なのだろうが、自民以上に許せないのが公明党だ。「庶民の政党」が聞いて呆れる権力への執着である。君らがいっぱしの政治家気取りで「特定財源は必要です」なんて言うから自民に対しての歯止めが利かないのだ。ここは一発庶民代表らしく、”そんなの知らない、ガソリンは安いほうがイイ”と本来の生活政党ぶりを発揮してもらいたかった。実質的代表者は”庶民の王者”(不思議な響きだ)とのことだがそのご意見を頂戴したいもんだ(国会で)。