紀三井寺(和歌山県) その2

お堂の右側になにやら焦げたお像を発見。
以前火事にあった際に本堂の身代わりに焼けてしまったものだそうです。
「びんするさん」とよばれているらしい。
天神様にいる牛さんのように自分の痛むところを撫でると治癒のご利益がある! はずだ。
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これでおしまいkと思ったら、なにやら更に上に続く山道を発見。
険しそうだが、登って見る価値がありそう。
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上に見えているお堂を目指すことにした。
この急坂は結縁坂といわれ、若き日の近松門左衛門さんが将来のお嫁さんのおかよさんと出会ったところ。
履物の鼻緒が切れたところをおかよさんが結んでくれたのが縁で付き合い始めたのだそうだ。

さて、やぶ蚊の攻撃にもめげず、お堂に到着。
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てっきり、和歌山市内が一望できると思ったのだが、残念なことに樹木がうっそうと生い茂って視界を遮っていた。
観光局はこういうところをキチンと整備すべきだな、と強く思った。
景観が素晴らしいはずなのに、観光地には手入れが行き届かずに伸び放題の樹木が多すぎる。
ここに限ったことではないが、昔のひとが大事にしていた眺望を現代人も体感したいではないか。